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ファフナー

羽目をはずしたくなりました 3

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次こそ・・・!
※ちょっと流血沙汰


























総士にとって自分以外の男性器をまじまじと見ることなど初めてであった。
しかも、それは自分に欲情しているものだ。なぜだ、ということしか頭にない。男が男に欲情するのか、一騎は一体なんのつもりでこんなことをしているのか。
答えはでない。
赤く、血管が浮くまでに硬くなった一騎の性器をみて、不思議と、殺されるような感じがして総士の体は硬直した。一騎は冗談ではないのだ。そしてもう逃げられないことがどこか頭の片隅で理解しはじめていた。



一騎は総士の今しがたの行為ででた精液を指ですくい、排泄の口へそれを塗る。冷たさが薄い皮膚ふれ、ぞくぞくとした刺激が体をはしる。

「なっ・・」

「ごめん、総士。痛いかもしれない」

一騎の言葉が総士の頭に届いたその瞬間に、総士に激痛が襲った。一騎の肉棒が、総士の腸壁を無理に押し広げた。

「っ、まだ、半分なのに、こんなに、きついっ」

「ああっ!うぐっ・・かずっき、ぬけ!う・・・」

ごめん、ごめんとうわ言のように繰り返しながらも一騎は腰を前に進める。
下腹部にはきつい圧迫感だけがしめる。腰の骨が折れてしまうのではないかというほどきしんだ。接合部は熱をもったように熱い。思考を邪魔する圧倒的な痛みだけが全身に流れていた。
唯一、耳元の一騎の荒い吐息だけが脳内に響いた。
一騎が動くのをやめた。
だんだんと、総士の息もおちつき、ゆっくり、灯りが燈るように思考も正常に働くようになった。
同時に、腰が密着しているベッドのシーツが冷たいと感じた。いや、それだけではなく一騎に持ち上げられて浮いている尻も液体が這う感触がする。
呆然と、なんだ、と考えていれば、一騎が口を開いた。

「血、でちゃったな」

「・・血?」

「ああ、総士の肛門からだ。俺がやった」

「一、騎・・」

冷たさを感じるこれが全部自分の血だということを認識するのには時間がかかった。なにせ総士自身からは見えない。
しかし、一騎の狂気しかない言動に嘘だとは思えなかった。
一騎は細く笑う。泣き出しそうな、うれしそうな、光の影となった暗がりでは判別がつかない表情で。

「俺が、やったんだ、総士。俺が。本当なら、こんなこと・・・」

「・・一騎、痛いんだ」

「知ってる、わざとだ。総士が痛みを感じるようにした」

「なんでだ・・悪いと思う、なら・・」

「でも!やさしくしたって総士は俺のことみてくれてなかったじゃないか!俺はずっとお前のことを信じていたのに!遠見のことを話すな!最初から俺のことを選んでないのなら俺にやさしくするな!ファフナーで、お前が俺のことを本当に心配するから・・俺のこと特別だって思ってくれてたのに・・なんでだ」

「僕は、お前を選んだ」

「違う!選んでなんかないさ!結局お前は遠見が大切だったんだ!これからもっとかわっていく!いつか俺のことも忘れる!」

「お前を忘れるはずなんてないだろ、一騎」

「苦しかったんだ、総士に、今したことを、ずっとしたいって思ってて。でも総士を痛くさせるつもりなんてなかった。総士は嫌がるだろうから、もし総士がいいって言うなら、こうしてみたかった。けど、お前が俺を忘れるのだけは嫌なんだ・・」

一騎が性器を総士の体から引き抜いた。血があふれ出す。痛みをともなった。
しかし大分呼吸が楽になった。

「総士はやさしくしても俺のことを忘れてしまうんだったら、俺はお前のことを傷つける。痛みは、お前忘れないだろ、死んでいったみんなの痛みを忘れないために薬飲んでるの知ってる」

「一騎、お前は僕にどうしてほしいんだ」

「俺は、お前に・・・」

総士が一騎の頬に手でふれる。血の気がひいた白い手は、ほのかな暖かさであった。

「お前に、俺のことをおもってもらいたい。考えてほしい、見てほしい。それで俺がおもうことを、することを受け入れてほしい。もう、そばにいるだけじゃ、苦しいんだ」

「そのおもうっていうことの中に、好きになるっていうこともはいってるんだろ。友人としてじゃなくて、誰よりも大切にして、そうだな、愛するって意味の」

「・・・・」

一騎が閉口し、視線をそらす。

「一騎、お前さっき、遠見のこと話すなって言ってただろ」

「・・・ああ、総士、俺のこと嫌いにならないでくれ」

「本当に馬鹿だな」

「総士」

「わかった、一騎。僕はこれからお前のことを好きになる。お前のこと全て受け入れるようにするさ」

「いいのか・・」

「お前のことそういった風には見たことがなかったけど、お前が望むならな。僕が一騎に感謝しているのと、依存しているのと、大切のおもっているのに偽りはない」

「ごめんな、ごめん、総士・・」

「とりあえず、こんな暴力するのだけはやめてくれ。血も痛みも好きなわけじゃないんだからな」

「ああ・・・」

一騎が総士を抱きしめる。
そこに痛みはなかった。




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