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ファフナー(学パロ)

       9

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白い体は、思った通り、柔らかく、そして甘かった。一騎は朝の音を聞きながら隣に横たわる昨日まで友人であった人物を見て、思った。勢いに任せて、総士を抱いてしまった。その事実に一騎は今更ながらに驚く。一騎は相手に無理をさせてはいけないと思っていたのは一瞬で、総士の裸体を見てからは光の速さで頭を空にした。本能に忠実に従った。この世で、一騎の脳と下半身を刺激するのに最も効果的な映像が網膜を通して脳裏に映し出されていた。自分一人が、恋焦がれている人間を絶対的な服従をすることができることほど幸せなことはない、一騎はそんな夢のような現実の中にいた。

「一、騎・・」

平常よりかすれた声で総士が一騎の名を呼ぶ。

「おはよう、総士。・・その、体、大丈夫か」
「・・少し、腰が痛い・・。」
「ごっ、ごめん!俺、ずっとお前のこと・・」
「・・次はもっと手加減しろ」

一騎、総士、二人して昨夜のこと思い出し顔を合わすことができないで居た状態が続いた。とりあえず嫌がられた訳じゃないよな、と一騎は思い、そそくさと部屋の後片付けを始める。総士が口をしばった使い終わりのコンドームを摘み上げた。中の白い液体が袋をかたどる。一騎は恥ずかしさで声にならぬ悲鳴をあげる。

「っ!・・・・・・」

「一騎って、すごい量だな・・・」

総士が頬を染めながら、どこか感嘆したような声で呟いた。今度こそ一騎は悲鳴をあげた。

「ばっ、ばか!総士のばかっ!何考えてるんだ!」
「これ、僕の腹の中で出したのか・・・」
「総士っ!」
「・・・変態だな」
「どっちが!」

総士はくつくつと笑いながら風呂場へと向った。

「一騎、お前も」
「俺は、後でいい」
「なんで、かは聞かない方がいいんだろ?」
「・・・早くいけって」

総士は、すけべ、と去り際に投げかけてその場から逃げた。一騎は朝からの総士の言動に心を疲労させていた。今度も、手加減などしてやるつもりはなくなった。総士だって男だ、しかもあの性格なのだから、少女を労わるような触れ方をしたら機嫌を損ねるのは目にみえている、なら、少しぐらい自分の直向な感情に付き合ってくれてもいいだろう、一騎はそう思った。


総士が風呂から、その手に一騎の見覚えがある袋を持って、出てきた。一騎はそれが何であるかを理解するのと同時に、自分が昨日から一言も父に連絡をいれていないことに気づく。

「一騎、これ玄関に落ちてたぞ」
「しまった!」
「別に腐ってないぞ、大丈夫だ」
「違う!俺父さんに何も言ってない!」
「・・・・ああ、それか」
「・・・・」
「安心しろ、捜索願いをすぐに出すような人じゃないさ」
「何て言い訳するか考えてるんだよ・・」

総士は寝ぼけているのか、先ほどから的外れなことばかりを口にした。一騎はそれを総士がわざとやっているようにしか思えなかった。そして総士が、どこか楽しそうに、口を開く。

「ありのままを言えばいい、僕は気にしない」
「・・・総士の家に泊まったって言えばいいんだ、別に変じゃないだろ」
「どうして連絡しなかったって聞かれたら?」
「・・遊んでて気づかなかったって」
「僕は本気なのにな、お前は酷い奴だ」
「だから!そういう話、今してないだろ!」

総士は明確な意思をもって一騎をからかっていた。真っ赤になりながら一騎は反論する。一騎が溜息をつこうとしたその時、総士が一騎の懐へと潜りこんだ。背は、運動量の多い一騎が中学三年から高校に上がる春までに総士を抜いたが、さほどかわらない。なので総士は一騎の背中へと腕を回すと、顎を一騎の肩にのせる。お互いの心臓が近い。心地がよい響きが二人の体中に広がった。一騎は、俺だって本気に決まってるだろ、という風に強く総士の強く抱きしめた。



「なぜ連絡をよこさなかった」

一騎が家につくなり、玄関に聳え立っていた父は、総士が予見した通りの質問を言葉にした。

「・・総士と、遊んでいて、気づかなくて」

自分自身でもわかるほどの不自然さと怪しさをもって一騎は答える。

「・・・総士君はお前と違って体の造りは強い方ではない。総士君に何かあったら公蔵に面目が立たない、あまり無理をさせるな」
「・・・え?・・・は?」
「無理強いをして抱くような真似はするな、と言っている」

一騎は頭を抱え込んで、恥ずかしさにのた打ち回った。父がなぜ自分と総士の関係を知っている、総士の部屋には監視カメラでもあったのか、そういった考えが一騎の頭を埋め尽くした。
史彦は思う。一騎が総士を家に連れ込むようになってからの、明らかな息子の自分に対する邪魔者を見るような目、それの意味を汲み取ることなど親には容易いということを。



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