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ファフナー

夜、座談

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戦闘が終わったあと、道夫さんと一緒にいた。 
他に剣司、衛が飲み物を片手に近くでぶらぶらしていた。

「ったく、なんでこんな夜中に」

なぁ、と自分に話をふる。はぁ、とだけ答えておく。
戦闘が終わったならすぐ家に帰ればいいのだが、夜の11時をこえた出動にパイロットは目が冴え、せっかくアルヴィスまできたのだから、となんとなしに残っていたのだった。

「せっかく今日はよぉ・・おっと」

何かを言いかけた道夫さんが口をつまらした。
そこに食らいつくのが男子中学生。

「弓子先生とっ!」
「うひょーっ!」

にやにやしながら剣司と衛が道夫さんを囲う。見守る自分。不敵な笑みを浮かべる道夫さん。

「大人のこたぁいいんだよ、それよかお前だ、剣司。咲良とはどうなんだよ?まさかもうキスはしたんだろ?」

真っ赤になる剣司がなにか言おうとして言葉になっていなかった。衛は苦笑いしている。

「おいおい・・知識だけはありますってか」
「しししし仕方ねーんだよっ!」
「剣司弱いもんねー」
「るせーよっ!」
「早くしねーととられちまうぜ?」
「わかってるよぉぉぉぉー」

しぼんでいく剣司。この短時間でよく表情がかわる。総士や俺とは正反対だ、俺が剣司みたいだったら総士にも表情が豊かになっていたのだろうかと思っていた矢先に自分に矛先がむいた。

「一騎はどうなんだよ」
「・・・は?」
「真矢ちゃんとはどうなんだって」
「なんで遠見が?」
「・・・は?」

今度は道夫さんがわけがわからないといった顔になった。剣司と衛がこちらをむく。

「鈍感ってレベルじゃねーぞこりゃ・・」

「一騎は総士のことで頭がいっぱいなんだよね」
「そうだぜ、なにいってんの?」

衛と剣司に、まぁそうだけど、とかえす。

「おいおいおいおいおい!ちょっとまて!」

いきなり声を大きくした道夫さんに自分を含めた三人は驚く。

「一騎!お前は普段真矢ちゃんと総士のどっちよくを考える!?」
「「だーかーらー一騎は総士のこと」」
「うるせぇ!一騎に聞いてんだ!」

六つの目が自分をみつめる。なにか大きな選択を迫られてる気がした。
しかしわが身を振り返るまでもなく答えはでた。

「・・総士、だけど・・・」

はぁーっと道夫さんがため息をはき、剣司と衛がやっぱりーなどと言っている。

「んじゃあ、真矢ちゃんと総士どっちを守りたいと思うんだ」
「遠見はロッククライミングするし、女の子だけど・・総士は左目、見えないし、その・・。」
「・・・じゃあどっちが可愛い?」
「可愛い・・?」
「質問が悪かった。どっちの笑ってる顔がみたいんだ、お前は」
「・・総士、かな。あいつなかなか笑わないし。」

はあぁぁぁーっと先ほどより更に大きなため息を道夫さんがついた。

「一騎は総士が基準なんだよ」
「なに言ったって無駄だぜ」
「・・・そうかよ・・・」

よくわからないがとりあえず道夫さんを落胆させてしまったみたいだった。

「道夫さんは総士が嫌いなんですか・・?」
「ちげーよ。ただ俺はお前が真矢ちゃんとできてんじゃねぇかって」
「いや、そんなの遠見に悪いし・・」
「あのなぁ・・」

そして、こりゃカノンも頑張ればいけるかもなと言って道夫さんはまた少し明るくなった。

話をしてるうちに1時をまわってしまったので各々家路につくことにした。
アルヴィスをでてから道夫さんに再び話しかけられた。

「総士のどこをそんなに気に入ってんだ」
「・・なんていうか、とりあえずなんでも俺ができることはしてやりたくなるんです」
「全部かよ・・・」

それだけ話し、風邪ひくなよーと最後に言われ道夫さんとは別れた。

そういえばこの前のからあげ食ってる総士、ハムスターみたいでちょっと可愛かったかも、と玄関で靴を脱ぎながら思って少し可笑しくなった。

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